SSブログ

CLASSIC CAMERA VOL.7 発刊 [カメラ雑誌]

 以前もバックナンバーをご紹介しているけど、鹿児島のフィルムカメラ好きの皆さんが手弁当で制作している「CLASSIC CAMERA」の7号目が発刊された。今回もまた末席を汚させていただいている。
基本は紙のフリーペーパーなのであるが、ウェブ上の二次元読書のここで無料で見ることができる。
 それにしても寄稿している方々のフィルムカメラへの愛情と銀塩写真制作に賭ける情熱にはアタマの下がる思いだが、ページをめくっていると、いま本当に銀塩写真が危機的な状況だとは思えなくなってくる。もっともフィルムだろうがデジタルだろうが、写真を撮るという行為や写真を制作する意思のほうが重要なわけであり、寄稿している方々に明確な製作の意図があるからこそ、高いクオリティに仕上がっているのではないかと思う。
classic.jpg
 ところがだ、この発刊と合わせるようなタイミングでコダックの値上げが発表された。トライXの36EXが1本1,000円近くなるなど、フィルムカメラを使い続ける私たちにとっては辛いけれど、ま、この程度のことではめげない。かといって、値上げするからといって買いだめするのも面白くないし、私などは優柔不断だから、フィルムの特性云々をあれこれ論じるよりも普通にきちんと写ればよいなどと考えてしまうし、未経験のフィルムならば、自分好みの処理データをあらためて作るという楽しみもある。
今後ISO400級フィルムはイルフォードブランドのHP5プラスやデルタ400を主力に使おうと考えている。
nice!(9)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 9

コメント 2

吉岡康弘

7号への参加ありがとうございます。
トライXの値上げはビックリです。100フィートもかなり上がったんでしょうね。デジタルカメラを使わない人には辛い時代になってきました。
by 吉岡康弘 (2014-05-10 07:19) 

Koichi Akagi

吉岡さん、いつもありがとうございます。フィルムの製造中止や値上げには驚かなくなりました。買いだめ自衛という方法もあるのですが、これもいつか底をつくわけで、それに感材は生ものですから。トライXやT-MAXを使わないと表現できないという写真を撮っているわけではないので、潔く切り替えます。
by Koichi Akagi (2014-05-12 12:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。