ルミックスGMに似合うレンズ [デジタルカメラ]
本年もどうぞよろしくお願いします。やる気のないブログではございますが。
ま、覚え書きの延長みたいなものなので許してくださいませ。
ルミックスGMにお越しいただいてからというもの、毎日持ち歩いていて、何らかの写真を撮っているのだけど、キットレンズ以外のもので、装着意欲の涌くレンズって以外に少ない。GMがあまりにも小さいからだろう。
小さいカメラに大きなレンズって、時にはミスマッチの粋みたいなものが感じられることもあるのだけ
どGMはあまりに小さいので、本気で装着レンズを選ぶ必要がある。大きなレンズをつけると大木にとまっているセミみたいな感じになる。
ズイコーデジタル50-200ミリF2.8-3.5 SWDを装着したGM。AF動作はすっごく遅いけど、いちおう使える。緊急事態の時はいいかもしれんが、さすがのミスマッチ好きの私でも引いてしまうなー。
GMについてるキットレンズのルミックスGバリオ12-32ミリF3.5-5.6はたいへん高性能だし手ブレ補正も入っているしバランスもいいのだがフォーカスリングを使用してMFができないのが反則。というかこのレンズは便利すぎて、レンズを交換したくなくなるのがよくない。というかせっかくレンズ交換できるのだから、とにかく何か別のレンズをつけたい(笑)
いちばん良いのはルミックスG14ミリF2.5パンケーキかなあ。
でもオーソドックス感が強すぎてつまらないといえばつまらない。
M.ズイコーデジタル17ミリF1.8も相性としてはいいんだけど何かが違うんですよね。その何かがよくわからないんだけど(笑)
ま、覚え書きの延長みたいなものなので許してくださいませ。
ルミックスGMにお越しいただいてからというもの、毎日持ち歩いていて、何らかの写真を撮っているのだけど、キットレンズ以外のもので、装着意欲の涌くレンズって以外に少ない。GMがあまりにも小さいからだろう。
小さいカメラに大きなレンズって、時にはミスマッチの粋みたいなものが感じられることもあるのだけ
どGMはあまりに小さいので、本気で装着レンズを選ぶ必要がある。大きなレンズをつけると大木にとまっているセミみたいな感じになる。
ズイコーデジタル50-200ミリF2.8-3.5 SWDを装着したGM。AF動作はすっごく遅いけど、いちおう使える。緊急事態の時はいいかもしれんが、さすがのミスマッチ好きの私でも引いてしまうなー。
GMについてるキットレンズのルミックスGバリオ12-32ミリF3.5-5.6はたいへん高性能だし手ブレ補正も入っているしバランスもいいのだがフォーカスリングを使用してMFができないのが反則。というかこのレンズは便利すぎて、レンズを交換したくなくなるのがよくない。というかせっかくレンズ交換できるのだから、とにかく何か別のレンズをつけたい(笑)
いちばん良いのはルミックスG14ミリF2.5パンケーキかなあ。
でもオーソドックス感が強すぎてつまらないといえばつまらない。
M.ズイコーデジタル17ミリF1.8も相性としてはいいんだけど何かが違うんですよね。その何かがよくわからないんだけど(笑)
オリンパスE-400 [デジタルカメラ]
フォーサーズ/マイクロフォーサーズ再編中なので、手もとにあるボディやレンズの見直しを
進めているけど、忘れていたオリンパスE-400が機材庫から出てきた。
本機は欧州でしか販売されなかった機種で、センサーはコダック製の1000万画素CCDのはず。
だからライブビュー撮影は不可能。大きさやデザインは国内発売されたE-410とまったく同じ。
だけど、試作機っぽい感じもある。
たしか、いつぞやのフォトキナ時に取材に行った編集者に頼んでわざわざケルンで購入してきて
もらったもので、ハンドキャリーによる逆輸入機である(笑)。
以前に撮影した画像をみてみると、描写に厚みがあってなかなかいい。コダックブルーといわれた
青の発色がどうのという話もあるらしいのだが個人的には気にもかけていない。でも、画質
は秀逸である。
CCDはコスト的に高価だから、それなりに贅沢な機種かもしれない。国内発売が見送られたのは
そんな状況もあったかもしれない。でもメニューはちゃんと日本語表示も可能だ。
ま、デジタルカメラだから“珍品”ではないので潔く実用できる。位相差AFの精度不安はなくはないが
とくに問題はないようだ。メディアはCFとXDピクチャーカードのダブルスロットという変則なもの。昨今はCFカードの試用頻度が減っているから、コイツに使ってやろうという算段である。
E-M1出た後も一眼レフはやはり“別もの”ということにしておこう。あ、でもね未練あるわけじゃないですよ。E-400のファインダーは小さすぎて、泣きたくなるほどだから(笑)
進めているけど、忘れていたオリンパスE-400が機材庫から出てきた。
本機は欧州でしか販売されなかった機種で、センサーはコダック製の1000万画素CCDのはず。
だからライブビュー撮影は不可能。大きさやデザインは国内発売されたE-410とまったく同じ。
だけど、試作機っぽい感じもある。
たしか、いつぞやのフォトキナ時に取材に行った編集者に頼んでわざわざケルンで購入してきて
もらったもので、ハンドキャリーによる逆輸入機である(笑)。
以前に撮影した画像をみてみると、描写に厚みがあってなかなかいい。コダックブルーといわれた
青の発色がどうのという話もあるらしいのだが個人的には気にもかけていない。でも、画質
は秀逸である。
CCDはコスト的に高価だから、それなりに贅沢な機種かもしれない。国内発売が見送られたのは
そんな状況もあったかもしれない。でもメニューはちゃんと日本語表示も可能だ。
ま、デジタルカメラだから“珍品”ではないので潔く実用できる。位相差AFの精度不安はなくはないが
とくに問題はないようだ。メディアはCFとXDピクチャーカードのダブルスロットという変則なもの。昨今はCFカードの試用頻度が減っているから、コイツに使ってやろうという算段である。
E-M1出た後も一眼レフはやはり“別もの”ということにしておこう。あ、でもね未練あるわけじゃないですよ。E-400のファインダーは小さすぎて、泣きたくなるほどだから(笑)
EOS KissX7 ホワイト [デジタルカメラ]
EOS KissX7のホワイトモデルを戦力に加えてみた。前からKiss X7は所有していたから、白黒の2台体制ということになる。その代わりに型落ちのデジタルカメラ2台が旅だっていったわけで、カメラ総数を減らしたい私としては、少し嬉しい。もちろん、依頼仕事にもこの白いKissは使ってしまおうと考えている。最近は主要戦力をオリンパスOM-D E-M1に移行したので、キヤノンのEOSシステムが遊んでしまいがちで生かし切れていないので、プライベートでも使おうという目論みである。いちおう“一眼レフ”でもあることだし。オリンパス流にいえば「機材統合」のようなものである。
そういえばペンタックスK-01もEOS Mも白いモデルを所有していて、けっこうよく使っている。おっさんのくせに白カメラ好きと思われそうだがライカ社のカウフマン社主も、誕生日のお祝いとかで、白いライカMを持っていたから、まあ所有していても大丈夫(どういう論理なのかは聞かないでください)であろう。この白いライカMを持ったカウフマンさんのポートレートはいま発売中のアサヒカメラ12月号に掲載されている。探してみてください。
そういえばペンタックスK-01もEOS Mも白いモデルを所有していて、けっこうよく使っている。おっさんのくせに白カメラ好きと思われそうだがライカ社のカウフマン社主も、誕生日のお祝いとかで、白いライカMを持っていたから、まあ所有していても大丈夫(どういう論理なのかは聞かないでください)であろう。この白いライカMを持ったカウフマンさんのポートレートはいま発売中のアサヒカメラ12月号に掲載されている。探してみてください。
コンデジの命運やいかに [デジタルカメラ]
コンパクトデジタルカメラの販売が落ち込みが続き危機的な状況らしい。
主な理由はスマートフォン内蔵カメラの影響によるものだというのが定説。スマホ内蔵のカメラは驚くほどの高性能だから、SNSへの投稿程度の画像ですらオーバースペックであり高画質だ。各社ともにコンデジはおろかミラーレス機や一眼レフにもWiFi機能を内蔵して、スマホやタブレットとの親和性を高めているモデルも多い。エフェクトに工夫を凝らしたり、必要なのかどうかは知らないけどさらに高画質化への追求ということで頑張っているけど、私ですらSNS程度の投稿画像ならコンデジ使うのは面倒だと思うこともある。こういう商売だからなるべくやらないようにはしているんだけど。
裏を返せばスマホでの撮影人口は増えているという考え方でいいわけで、写真そのものが衰退しているわけではない。各メーカーはどうなんだろう、ズームの高倍率化とかセンサーサイズの大きなコンデジで、スマホとの差別化を計りたいようだが、これがうまく行くのかどうかはよくわからない。
コンデジ復権への具体的な解決策は思い浮かばないけれど、自分ではコンデジ画像は仕事にも使えるほど高画質だと思っている。さらに搭載されている搭載レンズの短い実焦点距離の特性をどう作画に生かすか考えたほうが得策だと思う。今後はコンデジであろうが、きちんと“カメラ”を携行しているんですよという宣言になるはずで、私の写真に対する本気度を示すことができるかもしれない。と、なるとやはりカッコよくて緻密な感じがするものが欲しい。
リコーGRは、虚飾のないストレートさもいい。APS-Cセンサーだからアサインメントに使っても違和感がない。逆の意味で富士フイルムのX20もいまお気に入りである。連れて歩くと、知人からは必ず見せろと言われる(笑)。しかもセンサーの大きさを感じさせない高画質が望める。それぞれけっこう楽しいカメラたちだと思うが、こうした出来のよいコンデジ使うと、たとえお気軽なお散歩時の写真でも、モチベーションが上がるように思うのだけど、それでもダメかなあ。
主な理由はスマートフォン内蔵カメラの影響によるものだというのが定説。スマホ内蔵のカメラは驚くほどの高性能だから、SNSへの投稿程度の画像ですらオーバースペックであり高画質だ。各社ともにコンデジはおろかミラーレス機や一眼レフにもWiFi機能を内蔵して、スマホやタブレットとの親和性を高めているモデルも多い。エフェクトに工夫を凝らしたり、必要なのかどうかは知らないけどさらに高画質化への追求ということで頑張っているけど、私ですらSNS程度の投稿画像ならコンデジ使うのは面倒だと思うこともある。こういう商売だからなるべくやらないようにはしているんだけど。
裏を返せばスマホでの撮影人口は増えているという考え方でいいわけで、写真そのものが衰退しているわけではない。各メーカーはどうなんだろう、ズームの高倍率化とかセンサーサイズの大きなコンデジで、スマホとの差別化を計りたいようだが、これがうまく行くのかどうかはよくわからない。
コンデジ復権への具体的な解決策は思い浮かばないけれど、自分ではコンデジ画像は仕事にも使えるほど高画質だと思っている。さらに搭載されている搭載レンズの短い実焦点距離の特性をどう作画に生かすか考えたほうが得策だと思う。今後はコンデジであろうが、きちんと“カメラ”を携行しているんですよという宣言になるはずで、私の写真に対する本気度を示すことができるかもしれない。と、なるとやはりカッコよくて緻密な感じがするものが欲しい。
リコーGRは、虚飾のないストレートさもいい。APS-Cセンサーだからアサインメントに使っても違和感がない。逆の意味で富士フイルムのX20もいまお気に入りである。連れて歩くと、知人からは必ず見せろと言われる(笑)。しかもセンサーの大きさを感じさせない高画質が望める。それぞれけっこう楽しいカメラたちだと思うが、こうした出来のよいコンデジ使うと、たとえお気軽なお散歩時の写真でも、モチベーションが上がるように思うのだけど、それでもダメかなあ。
GRとワイドコンバージョンレンズ [デジタルカメラ]
本日のお仕事はノーマルとワイドコンバージョンレンズつきのリコーGRで全部仕事しちゃいました。
コンバージョンレンズはトップヘビーになるし、いささかタル型の歪曲収差が出てくるけど、画質は十分仕事に使えるレベルで、ものすごく良く写ります。レンズ部分は大きなキノコみたいだが、一眼レフを持って歩くことを考えれば十分にコンパクトである。装着するとボディ部分が目立たなくなり、鬼太郎の目玉のオヤジみたいなデザインになるのでけっこう気に入っている。
GRはファームアップしてからは47ミリ相当のクロップもできるようになってりして、料理写真などにはより使いやすくなっていることも特筆すべき点。以前はコンバージョンレンズを使うのは反則しているみたいで気に入らなかったんだけど、GRでは余裕の画質なんで仕事では積極的に使いたくなる。
ただ、おまえはコンデジ2台で仕事に来ているのかよ!評判を落とすとまずいのでオリンパスペンE-P5も同時携行したけど、こちらは全然出番がない。撮るフリはしたりして。でもこのカメラも迫力がないですからね、説得力があったかは疑問だ(笑)。ますます一眼レフから離れそうな昨今でありますが、ま、そういうもんですよね。
コンバージョンレンズはトップヘビーになるし、いささかタル型の歪曲収差が出てくるけど、画質は十分仕事に使えるレベルで、ものすごく良く写ります。レンズ部分は大きなキノコみたいだが、一眼レフを持って歩くことを考えれば十分にコンパクトである。装着するとボディ部分が目立たなくなり、鬼太郎の目玉のオヤジみたいなデザインになるのでけっこう気に入っている。
GRはファームアップしてからは47ミリ相当のクロップもできるようになってりして、料理写真などにはより使いやすくなっていることも特筆すべき点。以前はコンバージョンレンズを使うのは反則しているみたいで気に入らなかったんだけど、GRでは余裕の画質なんで仕事では積極的に使いたくなる。
ただ、おまえはコンデジ2台で仕事に来ているのかよ!評判を落とすとまずいのでオリンパスペンE-P5も同時携行したけど、こちらは全然出番がない。撮るフリはしたりして。でもこのカメラも迫力がないですからね、説得力があったかは疑問だ(笑)。ますます一眼レフから離れそうな昨今でありますが、ま、そういうもんですよね。
パナソニックルミックスGX7 [デジタルカメラ]
オリンパスOM-D E-M1発表後から、自分の中ではマイクロフォーサーズ系システムに再注目するようになった。正確にいうとペンE-P5から依頼仕事にも積極的に持ち出して、よい仕事をしてくれている。大型のストロボを使う場合なんかはあいかわらずE-5なんだけど。
で、昨日からパナソニックのルミックスGX7も戦力に加わり、交換レンズも買い増した。私にとってはGH1以来の久しぶりのルミックスである。
画質という面ということだけを考えれば、一般的なサイズのプリントを製作する分においてはセンサーサイズによる差異はあまり感じられない。極端なトリミングをした上で、徹底してレタッチで画像をいじめ抜くなどしないかぎりは、必要かつ十分なものだろう。むしろセンサーサイズの違いは、使用する交換レンズの焦点距離の違いとか、被写界深度、アスペクト比の違いを作画に応用すべきものであって、35ミリ判カメラと、大中判カメラの使い分けみたいに考えたほうがよさそうだ。
昨今は予算削減によって、単独でのロケが当然のようにもなっているのでマイクロフォーサーズのシステムだとボディの台数を増やし、多種のレンズを持参しても総重量は心配になるほど軽い。仕事によっては機材が小さいので迫力が足りないのはちょっと困ることもあるんだけど(笑)。
ルミックスGX7はよくぞこのフラットタイプのボディにEVFファインダーを内蔵したと感心する。チルト式なのに上面に凹凸のないデザインになっていることも素晴らしい。これで縦位置でもファインダーがチルトしくてくれると最高に嬉しいんだけど。ファインダーの倍率や見え方は今後まだ発展してゆくのだろうが、現時点ではまず実用上不満を感じることは少ないだろう。
個人的にはGX7の大きめのグリップが気に入っていて、望遠系レンズ装着時にも安定した構えができるのがいい。この中にはデバイスがぎっちりという感じなのだろうか。ボディ内手ブレ補正も入り、手ブレに関してレンズシフト方式との両面作戦をとるという方向はたいへんけっこうなことだ。GX7も高感度領域の画質は良好。オリンパスとパナソニックの相互互換性はここにきて、さらに世界を広げる予感がする。
で、昨日からパナソニックのルミックスGX7も戦力に加わり、交換レンズも買い増した。私にとってはGH1以来の久しぶりのルミックスである。
画質という面ということだけを考えれば、一般的なサイズのプリントを製作する分においてはセンサーサイズによる差異はあまり感じられない。極端なトリミングをした上で、徹底してレタッチで画像をいじめ抜くなどしないかぎりは、必要かつ十分なものだろう。むしろセンサーサイズの違いは、使用する交換レンズの焦点距離の違いとか、被写界深度、アスペクト比の違いを作画に応用すべきものであって、35ミリ判カメラと、大中判カメラの使い分けみたいに考えたほうがよさそうだ。
昨今は予算削減によって、単独でのロケが当然のようにもなっているのでマイクロフォーサーズのシステムだとボディの台数を増やし、多種のレンズを持参しても総重量は心配になるほど軽い。仕事によっては機材が小さいので迫力が足りないのはちょっと困ることもあるんだけど(笑)。
ルミックスGX7はよくぞこのフラットタイプのボディにEVFファインダーを内蔵したと感心する。チルト式なのに上面に凹凸のないデザインになっていることも素晴らしい。これで縦位置でもファインダーがチルトしくてくれると最高に嬉しいんだけど。ファインダーの倍率や見え方は今後まだ発展してゆくのだろうが、現時点ではまず実用上不満を感じることは少ないだろう。
個人的にはGX7の大きめのグリップが気に入っていて、望遠系レンズ装着時にも安定した構えができるのがいい。この中にはデバイスがぎっちりという感じなのだろうか。ボディ内手ブレ補正も入り、手ブレに関してレンズシフト方式との両面作戦をとるという方向はたいへんけっこうなことだ。GX7も高感度領域の画質は良好。オリンパスとパナソニックの相互互換性はここにきて、さらに世界を広げる予感がする。
オリンパスOM-D E-M1(その2) [デジタルカメラ]
昨日に引き続きOM-D EM-1の話である。「すべてのズイコーレンズシステムを覚醒させる至高の1台」とすごいキャッチが打たれている。と、いうか、機能面をブチ上げるのではなくて、フォーサーズユーザーもきちんとフォローしているのですよ、というオリンパスの真面目一筋さを感じるキャッチである。
オリンパスはデジタル一眼レフシステムの新規開発にあたり、過去のフィルムシステムを捨て、思い切ってマウントを変更してここまで来たのだから、実質的にフォーサーズとの統合については、ユーザーへの気遣いは半端ないものがある。これは事実上二度目のマウント変更という見方もできるからだ。ユーザー数が多い少ないの問題ではない。
ただし悩ましいのは今後も従来のフォーサーズシステムを続けて愛用しようじゃないかと考えている私などは、新しい魅力的な小型軽量の高性能マイクロフォーサーズ専用レンズが登場しても、手持ちのフォーサーズレンズと焦点距離やF値のスペックが重なるようなら、はいそうですかとすぐには手を出しづらいところがある。
当たり前だがフォーサーズとマイクロフォーサーズは片側互換になるからである。フォーサーズレンズならばEM-1でもアダプターで問題なく装着できる。しかし、E-5にはマイクロフォーサーズレンズは装着できない。なぜ、こんなつまらんことを言うかと。それはレンズは手放しづらいからだ。それぞれにレンズの描写の個性があるのではと妄想するからだ。
ま、でもこれはちょっといじわるな言い方である。フォーサーズ、マイクロフォーサーズレンズはオリンパスもパナソニックもいずれも超がつく優秀な性能である。SHGレンズでもHGレンズでも、その他のものでも描写特性に大きな差異があるわけではない。E-M1は個々のレンズに対して、最適化した画像を生み出すのだからなおさらだ。だから今後もE-5を使うのだと決心してしまうと、ますます新しいレンズの購入にあたっては悩ましくなるわけである。
フォーサーズのズイコーデジタル25ミリF2.8レンズをE-M1に装着してみる。小型のレンズはやはりE-M1に似合う。同スペックのレンズは現時点ではオリンパスのマイクロフォーサーズ用の用意はないから、同スペックのマイクロフォーサーズレンズが出る(のかどうかは知らない)までは存在価値は大きい。実焦点距離が短いのに距離指標がないのがイヤなんだけどね。
オリンパスはデジタル一眼レフシステムの新規開発にあたり、過去のフィルムシステムを捨て、思い切ってマウントを変更してここまで来たのだから、実質的にフォーサーズとの統合については、ユーザーへの気遣いは半端ないものがある。これは事実上二度目のマウント変更という見方もできるからだ。ユーザー数が多い少ないの問題ではない。
ただし悩ましいのは今後も従来のフォーサーズシステムを続けて愛用しようじゃないかと考えている私などは、新しい魅力的な小型軽量の高性能マイクロフォーサーズ専用レンズが登場しても、手持ちのフォーサーズレンズと焦点距離やF値のスペックが重なるようなら、はいそうですかとすぐには手を出しづらいところがある。
当たり前だがフォーサーズとマイクロフォーサーズは片側互換になるからである。フォーサーズレンズならばEM-1でもアダプターで問題なく装着できる。しかし、E-5にはマイクロフォーサーズレンズは装着できない。なぜ、こんなつまらんことを言うかと。それはレンズは手放しづらいからだ。それぞれにレンズの描写の個性があるのではと妄想するからだ。
ま、でもこれはちょっといじわるな言い方である。フォーサーズ、マイクロフォーサーズレンズはオリンパスもパナソニックもいずれも超がつく優秀な性能である。SHGレンズでもHGレンズでも、その他のものでも描写特性に大きな差異があるわけではない。E-M1は個々のレンズに対して、最適化した画像を生み出すのだからなおさらだ。だから今後もE-5を使うのだと決心してしまうと、ますます新しいレンズの購入にあたっては悩ましくなるわけである。
フォーサーズのズイコーデジタル25ミリF2.8レンズをE-M1に装着してみる。小型のレンズはやはりE-M1に似合う。同スペックのレンズは現時点ではオリンパスのマイクロフォーサーズ用の用意はないから、同スペックのマイクロフォーサーズレンズが出る(のかどうかは知らない)までは存在価値は大きい。実焦点距離が短いのに距離指標がないのがイヤなんだけどね。
オリンパスOM-D E-M1 [デジタルカメラ]
オリンパスからミラーレス機のフラッグシップOM-D EM-1が登場した。
このブログでも過去“一眼レフ”であるオリンパスのE-5の行く末にて言及したことあるれど、今回は統合という名のもとに、ミラーレス機のEシリーズに一本化されることになる。
言葉を変えていえばオリンパスの一眼レフはE-5をもって終焉する(正確にいえば並行して発売される)。これは残念であるが、ま、私ごときが騒いだところで、これは仕方がないというか、たとえば当のオリンパスの販売戦略は明らかにミラーレス機に注力されていたし、街で見かけるオリンパスのデジカメは圧倒的にミラーレス機が多いことからもわかるとおり、一眼レフを続けても勝機はないと踏んだからであろうし。ましてやこのご時世である。赤字を覚悟して新型の一眼レフを発売するのは難しいと考えたからに違いない。
もっともEVFがどれだけ進化してもOVFのそれとは異なる。いま、二台目のE-5を用意しようかと思案中だが、E-M1はまずE-5をはじめとするオリンパスの一眼レフユーザーの多くの人に満足する出来であろうことは間違いがなく、かなり気合いの入ったカメラである。β機ながらかなりのショット数を撮影したが、画質的にも文句はない。
従来のフォーサーズレンズはマウントアダプターで装着すると像面位相差AFが駆動して、以前よりもストレスなく使うことができることがウリである。つまり資産たるズイコーレンズ群を守るということがE-M1の大きな命題となって開発されているわけである。
今後のオリンパスのミラーレス機にも像面位相差が搭載され、フォーサーズレンズのAF駆動にもストレスなく使えるように対応するのかどうかは現時点では不明だが、ニコンがミドルクラス機以上にMFのAi連動ピンを残していたり、ボディ内AFモーターを内蔵させているのと同じことになるのではないかと予測している。
マウントアダプターを装着してマクロ50mmF2を装着してみるとさほどアンバランスな感じではない。グリップ感もよく、フォーサーズの長焦点レンズを装着してもホールディングしやすい。前機種のOM-D E-M5はいかにもフィルムOMのギミックっぽさが鼻につき、私などは拒否反応が出てのだけど、E-M1はよい出来である。OMの名を堂々と冠しても違和感はなくなったと思う。
このブログでも過去“一眼レフ”であるオリンパスのE-5の行く末にて言及したことあるれど、今回は統合という名のもとに、ミラーレス機のEシリーズに一本化されることになる。
言葉を変えていえばオリンパスの一眼レフはE-5をもって終焉する(正確にいえば並行して発売される)。これは残念であるが、ま、私ごときが騒いだところで、これは仕方がないというか、たとえば当のオリンパスの販売戦略は明らかにミラーレス機に注力されていたし、街で見かけるオリンパスのデジカメは圧倒的にミラーレス機が多いことからもわかるとおり、一眼レフを続けても勝機はないと踏んだからであろうし。ましてやこのご時世である。赤字を覚悟して新型の一眼レフを発売するのは難しいと考えたからに違いない。
もっともEVFがどれだけ進化してもOVFのそれとは異なる。いま、二台目のE-5を用意しようかと思案中だが、E-M1はまずE-5をはじめとするオリンパスの一眼レフユーザーの多くの人に満足する出来であろうことは間違いがなく、かなり気合いの入ったカメラである。β機ながらかなりのショット数を撮影したが、画質的にも文句はない。
従来のフォーサーズレンズはマウントアダプターで装着すると像面位相差AFが駆動して、以前よりもストレスなく使うことができることがウリである。つまり資産たるズイコーレンズ群を守るということがE-M1の大きな命題となって開発されているわけである。
今後のオリンパスのミラーレス機にも像面位相差が搭載され、フォーサーズレンズのAF駆動にもストレスなく使えるように対応するのかどうかは現時点では不明だが、ニコンがミドルクラス機以上にMFのAi連動ピンを残していたり、ボディ内AFモーターを内蔵させているのと同じことになるのではないかと予測している。
マウントアダプターを装着してマクロ50mmF2を装着してみるとさほどアンバランスな感じではない。グリップ感もよく、フォーサーズの長焦点レンズを装着してもホールディングしやすい。前機種のOM-D E-M5はいかにもフィルムOMのギミックっぽさが鼻につき、私などは拒否反応が出てのだけど、E-M1はよい出来である。OMの名を堂々と冠しても違和感はなくなったと思う。
オリンパスペンE-P5を使い始めて思うこと。 [デジタルカメラ]
オリンパスペンE-P5を使い始めた。初代から4代目だから、完成度はきわめて高いカメラに仕上がっている。デザインはペンFのそれといちばん似ていることも興味深い。もともとハーフサイズカメラだったペンFのデザイン的なギミックとしてはじまったペンシリーズだから、一眼レフとミラーレスという違いはあれども、マイクロフォーサーズのサイズとへ理屈ながらも思想的な整合性が強いと思っているのだ。だからOM-D E-M5よりもペンシリーズのほうが個人的には好きである。画質もOM-Dと同等で非常に優れているし、優れた手ブレ補正機能はあまりにもよく効いて「ブレて失敗した作例」を作るのに苦労するほどだ。
話は少しそれるけど、昨今のカメラの高画素化によって、一眼レフの位相差AFに対する疑念は自分でもますます強くなっている。微妙なピントの外れが気になるのである。とくに大口径レンズを絞り開放近くで、なんとしても正確なピントを求めたい場合は、一眼レフでもライブビューを使用してコントラストAFを活用したり、MFに切り替えて拡大してフォーカシングしているのが現実だ。
と、なれば必ずしも“一眼レフ”である必要がなくなる。もっとも一眼レフがAF化したころから、ファインダーの性能は落ちはじめたと感じている、ただの明るいだけのファインダーとなり、ピントのヤマが肉眼で完全に確認できるカメラ、レンズのボケ味がわかるカメラは少数になった。そうなってくると一眼レフへの執着も薄らいでくる。AF一眼レフは測距点のスーパーインポーズをスクリーンに仕込まねばならないこともファインダー性能劣化の理由のひとつとしてあるのではないかと素人ながらに想像しているのだがどうなのだろう。
現在ではファインダーはただの構図を決めるためと、合焦マークの確認のためにあるみたいである。もっとも位相差AFを使用せねば撮影できない被写体もたくさんあるから、今すぐ一眼レフがなくなるとは思えないが、将来まで生き残れるかどうか最近では疑問に思っている。ミラーレスカメラの性能向上をみるにつけ、不安が増してゆくのだ。
前のエントリーでも書いたからシツコクなるけど、オリンパスさんには、一眼レフ、すなわちE-5のフツーのフォーサーズシステムも投げださずに何とかしてね、と本気で思っているのである。
話は少しそれるけど、昨今のカメラの高画素化によって、一眼レフの位相差AFに対する疑念は自分でもますます強くなっている。微妙なピントの外れが気になるのである。とくに大口径レンズを絞り開放近くで、なんとしても正確なピントを求めたい場合は、一眼レフでもライブビューを使用してコントラストAFを活用したり、MFに切り替えて拡大してフォーカシングしているのが現実だ。
と、なれば必ずしも“一眼レフ”である必要がなくなる。もっとも一眼レフがAF化したころから、ファインダーの性能は落ちはじめたと感じている、ただの明るいだけのファインダーとなり、ピントのヤマが肉眼で完全に確認できるカメラ、レンズのボケ味がわかるカメラは少数になった。そうなってくると一眼レフへの執着も薄らいでくる。AF一眼レフは測距点のスーパーインポーズをスクリーンに仕込まねばならないこともファインダー性能劣化の理由のひとつとしてあるのではないかと素人ながらに想像しているのだがどうなのだろう。
現在ではファインダーはただの構図を決めるためと、合焦マークの確認のためにあるみたいである。もっとも位相差AFを使用せねば撮影できない被写体もたくさんあるから、今すぐ一眼レフがなくなるとは思えないが、将来まで生き残れるかどうか最近では疑問に思っている。ミラーレスカメラの性能向上をみるにつけ、不安が増してゆくのだ。
前のエントリーでも書いたからシツコクなるけど、オリンパスさんには、一眼レフ、すなわちE-5のフツーのフォーサーズシステムも投げださずに何とかしてね、と本気で思っているのである。
ペンタックスリコーGR [デジタルカメラ]
5/11日GR体感&トークライブが開催され、熱心なGRファンの方に多数ご来場いただきました。雨の中だというのに感謝感激です。
でも特定のカメラメーカーのイベントに出るのは、カメラジャーナリストとしての矜持にかかわる(笑)問題ですから控えている(本音をいえば作例の用意とか内容を考えるのが面倒くさいということもあるけど)のですが、ペンタックスリコーとなってからの初の新型GRの登場ですから、フィルムカメラ時代のGRからのディープユーザーである私としては応援しないわけにはいかないということで、参加させていただきました。逆効果にならなきゃいいんですけどねえ。ちなみにGRのレビューは発売中のアサヒカメラ5月号で行っている。
5/18日には大阪でも催されるので、お時間ある方はぜひおいでください。
私は「GRの新しい世界」と題してお話します。が、主に技術的な側面からみたGRの使いこなしについてであります。
ま、本音をいえば伝えたいことは新しい機能なんかよりも、GRを使い、写真を本気で制作する人のためのアドバイスとして、たったひとつの要件しかなくて、現時点では内緒にしておきますが、結論として、これまでのGRとはまったく違う写真が制作できるということだけは先に申し上げておきましょう。すでにここにレジュメがあるので、勝手にリンクしちゃいました。興味ある方はどうぞ。
催しでは、私は作例程度ですが、GRの内輪ネタの発表とか、内田ユキオ先生のGRで撮影した“作品”発表もあります。それにしても、GRは開発思想に一貫したものがあることに感激しますね。今回のGRレンズは性能はハンパなく、ぜひこの機会にSDカードを持参されて、ご自身でGRで撮影して、画質や、写りの雰囲気を確かめられてみることをおすすめいたします。
イベント当日、試写のためにモデルさんがいらしたので、私も出番の合間にささっと数分間だけポートレートを撮影させていただきました。ありがとうございました。
ペンタックスリコーGR 絞りf3.2 AE(1/90秒) WB:AUTO ISO1600
でも特定のカメラメーカーのイベントに出るのは、カメラジャーナリストとしての矜持にかかわる(笑)問題ですから控えている(本音をいえば作例の用意とか内容を考えるのが面倒くさいということもあるけど)のですが、ペンタックスリコーとなってからの初の新型GRの登場ですから、フィルムカメラ時代のGRからのディープユーザーである私としては応援しないわけにはいかないということで、参加させていただきました。逆効果にならなきゃいいんですけどねえ。ちなみにGRのレビューは発売中のアサヒカメラ5月号で行っている。
5/18日には大阪でも催されるので、お時間ある方はぜひおいでください。
私は「GRの新しい世界」と題してお話します。が、主に技術的な側面からみたGRの使いこなしについてであります。
ま、本音をいえば伝えたいことは新しい機能なんかよりも、GRを使い、写真を本気で制作する人のためのアドバイスとして、たったひとつの要件しかなくて、現時点では内緒にしておきますが、結論として、これまでのGRとはまったく違う写真が制作できるということだけは先に申し上げておきましょう。すでにここにレジュメがあるので、勝手にリンクしちゃいました。興味ある方はどうぞ。
催しでは、私は作例程度ですが、GRの内輪ネタの発表とか、内田ユキオ先生のGRで撮影した“作品”発表もあります。それにしても、GRは開発思想に一貫したものがあることに感激しますね。今回のGRレンズは性能はハンパなく、ぜひこの機会にSDカードを持参されて、ご自身でGRで撮影して、画質や、写りの雰囲気を確かめられてみることをおすすめいたします。
イベント当日、試写のためにモデルさんがいらしたので、私も出番の合間にささっと数分間だけポートレートを撮影させていただきました。ありがとうございました。
ペンタックスリコーGR 絞りf3.2 AE(1/90秒) WB:AUTO ISO1600