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ニコンSP [銀塩カメラ]

カメラ雑誌のレビュー用撮影の時も、フィルムカメラは持ってゆく。カメラ雑誌の連載用の時もあれば、まったくのプライベート用として使う場合もある。後者では、ここのところ、よく使うのがニコンSP。何回かネタとして取り上げているけど、言い足りない感じもある。好きな理由はないが、なんとなく。と、いう感覚はけっこう大事ではないかと。体に合うんだろうな。

うちには復刻版SPもあるのだが、オリジナル信奉じゃないけど、20年ほど前に無理して購入したシリアル620万台のモデルをよく連れ出している、初期のモデルは布幕だが、この個体に採用されたシャッターはチタン幕。個人的には違いが重要だとは思わないけど、一つだけ。SPのFとも少し異なるシャッター音が好きなわけでして。俗に言われる「ささやくようだ」という音色でもないが。
広角ファインダーも内蔵しているから、まさにスーパーレンジファインダーカメラだったけど、このことを理解していただけるのは少数派なんだろう。私も小さな倍率の内蔵35mmファインダーでは、うまいことフレーミングできる自信はないので、つい外付けの素晴らしい見え方のファインダーを使ってしまう。

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少し以前、ニコンSPはちょっとしたライカ並の値段だったけど、今はそうでもない。レンズも一部を除けば買えない価格になった。
ただ、周りからはライカ以上に趣味性が高く見られるし、依頼仕事の現場に持って行くと、プロとして疑われそうな要因になりそう。家人にも、またお金にもならないツマラナイものを使ってと責められる要因になる。新しいデジカメだとごまかせそうにもないしね。。

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